ブログを始めてみると、やってみなければわからなかったことだらけです。
なかでも難しい!と感じたのが、検索エンジンに関することでした。
- 投稿した記事が一向に検索エンジンに出てこない。
- この前まで検索できたはずの記事が、いつの間にか検索できなくなっている。
- 投稿しているはずなのに有効なページが徐々に減っている気が・・・。
私のブログはXサーバー、ワードプレス、アフィンガー5を使って構築しています。
もしも同じような境遇の方がいたらぜひ、参考にしてください。
目次
インデックスされていない!投稿しても記事が減っているという恐怖を体験。
ブログを始めておよそ3カ月。
「100投稿への道のり!」なんていう記事まで書いたりして、意気込んでいた私。
自分的には順調に投稿を増やしているつもりでいました。
でもそう思っていたのは私だけ。
検索エンジンの世界では、私はまったくブログを更新しない人になっていたようです🤦♀️
それどころかGoogleさんからみればむしろ、よくない投稿を増やしている人。
それに気づいたのは「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」をちゃんと使いこなそうと思うようになって、カバレッジを意識し始めたからでした。
それまでも「グーグルサーチコンソール」は度々見るようにしていましたし、
新しいページを投稿したらサイトマップを送信したり、私なりに意識はしていたつもりです。
Googleで検索される状態になることを「インデックスされる」って言うんですね。
インデックス」という言葉さえまだぎこちない私。
それでも8月は長期休暇もあってまとめて記事を書く時間がとれたことで、一気に投稿を増やすことができました。
だから目標としている100投稿に近づけるかな、と思っていたのですが「カバレッジ」という項目を見ると「有効なページ」が42。
は???
先月「48」という数字を見てもうすぐ50だなと思った記憶があるのに・・・
グラフをよくよく見ると投稿はそれなりに続けていたのに、ある日を境目にして少しずつ有効ページの数が減っています。
それまでは「記事を増やしていけばSEOは後からついてくるから」くらいに思っていたのですが、甘かったようです。
これがペナルティってやつなのかも??
つらい😭
私なりに調べて、考えて、対策することにしました。
「URL検索」をして状況を把握。まずはすぐにできそうな対策をやってみた。
頭の中は??のままGoogleやYahooで検索。
いろいろな方のブログを参考にさせていただくと、自分が甘かったということをさらに実感することに・・・。
私の知識では理解できない記事もあるので、まずはできることからやっていきます。
- site:tamakichi.net を入力してGoogleで表示されないページを把握する
- グーグルサーチコンソールの「URL検索」を使って表示されなかったページの状況をみる
- 文字ミスや意味がわかりづらい文章を修正して更新
最初にやったのはこの3つです。
Google検索で表示されないページを把握する
まず、検索窓に入力したのは「site:tamakichi.net」です。
この作業は時々やっていました。
「site:」の後にURLを入力することで、Googleにインデックスされているページが表示されます。
最近表示されるページがちょっと少ないな、ご褒美ディナーのあの記事はどこにいってしまったのかなとは思っていたのですが、
あらためて見ると明らかにページが少ない!
公開されているのに表示されていないページをひとつずつメモしていきました。
グーグルサーチコンソールの「URL検索」を使って状況を把握する
プラグインの「XML-Sitemap」を入れて「sitemap.xml」を送信していたので、すっかりできた気になっていました。
グーグルサーチコンソールには「URL検索」の機能があって、1投稿ずつインデックス(登録)の状況を把握することができるんですね。
操作は簡単で、上部の検索窓のスペースに調べたいページのURLを入力してエンターを押します。
実際にやってみると・・・
「URLがGoogleに登録されていません」の文字。
サイトマップを用意してあるから大丈夫、そのうちGoogleさんにだって気づいてもらえるはず、なんて油断した結果。
放置し続けていると、こういうことになってしまいます。
中にはインデックスされているページもありました。
インデックスされているのに「site:tamakichi.net」で表示されないということは、存在しているのに存在していないも同然の扱い??
やはり何か問題があるのだと思いました。
文字ミスや意味がわかりづらい文章を修正して更新
「URLがGoogleに登録されていません」という画面の右下には「インデックス登録をリクエスト」という表示があります。
ここをクリックすれば一旦は登録されるのかもしれませんが、それだけではまた「存在しているのに存在していないも同然の扱い」になることが容易に想像されます。
この結果を見て何もしないわけにはいきません。
まずはじたばたしてみることにしました💪😤
仕事でもやっている「文字校正」を、今回は自分のブログのためにやります。
真剣に見ていくと「。」が2つあったり、固有名詞が間違っていたり、ポロポロと間違いが出てきます。
さらに、客観的に読んでみてわかりづらいと思われる文章は順番を変えたり言葉を補ったりして、できるだけわかりやすい文章に変えていきました。
ここまでやってから「インデックス登録をリクエスト」をしました。
1~2分待つとリクエストが完了します。
「一時的に効果あり」「まったく効果なし」「他のページまで失う」という厳しい結果。
「インデックス登録をリクエスト」した結果は、数時間後にすぐに効果が現れました。
「site:tamakichi.net」をやってみると、先ほどまでなかったページがしっかり表示されます。
こんな簡単なことならもっと早くやっていればよかった!と呑気な気分でいられたのはこの時まで。
「有効なページ」が減る現象は、ほとんど解決されていませんでした。
これがきっかけなのかわかりませんが、むしろ状況が悪化してしまったページすらあります。
- 一時的に効果あり:Googleにインデックスされたのがすぐに確認できたものの、「site:」で再び表示されなくなる
- まったく効果なし:Googleにインデックスされたのが確認できから、2~3日待っても「site:」で表示されない
- 他のページまで失う:この前まで「site:」で表示されていたページが、表示されなくなってしまった
こうなると新しい記事を追加することすらはばかられます。
途方に暮れてしまいました。
わからないなりに理由を推測し、解決に向けて記事をリライトすることを決意。
「上がってこない記事はリライトするとよい」という趣旨のことは、ブログをはじめる前に読んだ本にも書かれていました。
はじめた頃に参考にさせていただいたブログの中にも、リライトによって上位検索されるようになったという例がありました。
「検索キーワードを入れる」とか「ユーザー目線で書く」とか。
リライトした方がよいということはわかるのですが、それはもうやってきたつもりだったので、実際にどこをどうリライトすればよいのかがわかりません🤷♀️
これまで遊び気分で楽しく書いてきたけれど、おそらくここは重要な分岐点。
自分なりに理由を推測して、試しながらリライトすることにしました。
インデックスされない記事を冷静に見てみると、なんとなく傾向がわかってきます。
インデックスされない記事の共通点
- 有名人の名前やテレビ番組の名前が使われているページ
- いかにもアフィリエイトっぽい雰囲気のあるページ
- 観光サイトとか商品販売サイトみたいなタイトルのページ
- 似たようなタイトルが使われているページ
最初は本当にそうかな?と思ったのですが、いろいろ考えているうちにきっとそうだ!間違いない!と思うようになりました。
正解が載っている教科書や取説はないので、本当のところはわからないのですが。
私なりに対策をした結果、ちゃんとインデックスされるようになりましたから、外れてはいないはずです。
「コンテンツの質」って何?「作為的」って何?考えながらリライトしていく。
Googleの検索アルゴリズムによってサイトの評価が決まるというのは本で読んでいましたし、人が評価することもあると書かれています。
構造とかマナーとか、評価される条件はいろいろあると思いますが、私が注目したのはこの2つです。
- 質のよいコンテンツ:『たまきち』自身の体験談を意識して記事を書き直す
- 作為的にはしない:有名人の名前などが作為的だと判断されるケースを考えて書き直す
実際には何度も書き直し、何度か「インデックス登録をリクエスト」してようやく表示された記事もありましたが、リライトした甲斐があってすべてのページが安定してインデックスされるようになりました。
これが正解だったのかはわかりませんが、私なりに推測した解決方法を書き記しておきます。
芸能人の名前やドラマのタイトルが「作為的」と捉えられてしまうのではないか?
安易に有名人の名前を出すと、「記事の内容を伝えるうえで有名人の名前を使う必要がないのに使っている」とみなされてしまうのではないかと推測しました。
- OK:有名人の名前をタイトルを使う場合には、記事の内容もその有名人に関することにする
- NG:有名人の名前を使っているけれど、実際に語られている内容との関連性が低い
「作為的はダメ」って言うのは、ちょっとした嘘とか誇張で誘導する、姑息な手を使ってはいけないということだと思います。
有名人やテレビ番組などの名前を使うか使わないかに関わらず、タイトルや見出しと実際の中身が一致することを意識してみました。
脱線や余談が多すぎると内容がずれて「作為的」と見られてしまうこともあるのかもしれません。
質の悪い投稿(ページ)が、リンクする投稿に悪い影響を与えていないか?
「作為的」と判断された記事は質の悪い投稿とされて、ペナルティを受ける(検索されなくなる)のではないかと推測しました。
また、「質の悪いサイト」からリンクされている記事も「質の悪いページと関係がある」とみなされて評価が下がってしまうのではないか、とも。
検索されなくなったページと関連する記事まで著しく評価が下がった気がしたので、そう推測しました。
タイトルや見出しから「体験談」であることが伝わっているか?
記事の内容にもよるかと思いますが、ブログの場合ほとんどが「体験談」。一部がコラムのような「持論」になるのではないかと思います。
体験談の場合には、タイトル(見出し1)からして体験談であることがわかるように書くことを意識しました。
そして記事の中身でもしっかり「体験」を伝えることで、「見る人にとって必要とされる記事」、つまり「質のよいコンテンツ」とみなされていくのではないかと考えました。
すでに存在する記事と、似たようなタイトル・情報になっていないか?
似たようなタイトルや情報の記事がすでに存在するからインデックスされない、という推測をしてみると、「そのページは存在しないも同然」と言われている気持ちになりました。
コラムなどでも「男子編」「女子編」の部分しかタイトルが違わなかった記事はどちらも評価が低かった気がします。
体験談を書こうとすれば自然にオリジナルな表現が出てくるのですが、検索キーワードばかり意識していると、つい似た表現になってしまうという落とし穴もありました。
- OK:オリジナルの体験や感想であることがわかる短いタイトル
- OK:他のブログでは使われていないオリジナルのワードが、少なくともタイトルに1つ入っている
- NG:検索されることを意識しすぎて、すでに存在するサイトとほぼ同じ単語だけで構成してしまう
以上が、私が試行錯誤の末に一応たどり着いた「投稿しているのに記事が減り続けるという恐怖」から脱出し、解決する方法です。
結果はこの通り。私なりに対策をした直後から回復して、有効なページの数は57になりました。
でも、こうしている間にもまた、ペナルティを受けている記事があるかもしれません。
そんなときはまた、原因を推測して解決に挑みたいと思っています🙋♀️