高校生の頃、テストのあとの学校帰りに大きなパフェを食べるのがとても楽しみでした。
大きな器にぎっしりと甘い生クリームやアイスやプリン、それにフルーツが入っていて、みんなでキャーキャー言いながら、ペロッと食べていました。
それが大人になって、だんだん甘いパフェを一人で全部食べきれなくなって、すっかりパフェから遠ざかっていたんですけど・・・。
お友達についていった果物屋さんのフルーツパフェがすっごく美味しくて・・・。
それからすっかりフルーツ系のパフェのとりこにになりました。
というわけで、今年7月までに、私が静岡県内で食べた、絶対に時期を逃さず食べたい期間限定フルーツパフェを紹介します。
目次
旬は12月~3月。まつもとフルーツ(浜松市)の『デコポン・パフェ』。
1階がフルーツ屋さん。この時点でもうフルーツが美味しいに決まっています。
それが浜松にあるフルーツバーラー「松本フルーツ」さん。
2階にあるカフェでは、パンケーキでもフルーツサンドでも、何を注文してもとにかくフルーツが贅沢にのっています。
そしてうれしいことに、季節ごとにいろんなパフェが食べられます。
例えば夏だったら、シャインマスカットや完熟マンゴーのパフェが絶品!
そんな中でも私のおすすめは12月のお歳暮の時期から、3月末か4月初め頃まで食べられる『デコポンのパフェ』です。
お値段は1650円(2021年3月)。
見てください。このぷるんとした美しい実!
見た目がきれいなだけでなく、プルプルした食べ応えのある果肉は、とっても甘くてジューシー。
奥の方にも大きくカットされたデコポンがたくさん入っています。
ところで、デコポンというのは、『不知火』という柑橘類の品種のなかでも、とくに糖度が高くて酸味が少ないという厳しい基準をみたしているものだけをいうんだそうです。
そんなデコポンが、こんなに贅沢に入っているのはうれしすぎます。
クリームは甘すぎないので、甘すぎが苦手という男性や大人女子にもぜひ食べてほしいパフェです。
たまたまかもしれませんけど、私が行ったときは、店内は女性ばかりでした。
このパフェを食べたいという男性は、ぜひ女性を誘ってあげてください。
絶対に喜ばれること間違いなしです。
まつもとフルーツ ギャラリー&フルーツパーラー TRE PINI
- 所在地:静岡県浜松市中区鴨江2-51-16
- 交通:バス利用の場合:浜松駅3番乗り場から根上り松前バス停下車 徒歩1分
- 情報:カフェは平日のみ予約できるそうです。
(2021年7月現在)
旬は1月~4月。日本茶きみくら本店(掛川市)の『寒蜜いちごのいちごパフェ』。
いちごの産地・静岡ではいちごパフェは比較的いろんなお店にありますよね。
なんなら1年を通して、美味しいいちごパフェを出してくれるお店もあります。
でも日本茶きみくら本店さんの茶寮で1月から4月の間だけ食べられるいちごパフェは、旬の時期を逃さず食べたいパフェです。
こちらは日本茶専門店なんですけど、とにかくいちごがすっごく美味しいんです。
このいちごはグループ会社の農園で作られた特別ないちごで、『寒蜜いちご』と言うそうです。
品種的には紅ほっぺらしいんですけど、寒蜜いちごは、寒い場所で自ら糖度を上げるといういちごの性質を生かして、ハウスの温度をぎりぎりまで丁寧に調整して作り上げているそうです。
きみくらさんによれば、いちごを作るというのは、栽培することではなく、料理なのだとか。
一口食べればそのいちごの違いがわかるはずです。
そして、いちごだけではなくて、掛川抹茶のスポンジもすごく美味しいんです。さすが掛川の日本茶専門店!
抹茶のほんのりとした苦みがあまーいいちごの良いアクセントになっています。
抹茶がとてもおいしいので、いちごパフェの時期を逃してしまったら、夏季限定の贅沢抹茶のかき氷もオススメです。
いちごパフェは1月初旬から4月くらいまで食べられますので、私も来年の年明けにまた行きたいと思っています。
日本茶きみくら本店
静岡県掛川市板沢510-5
定休日 火曜・年末年始
旬は5月から。Sarry's Cafe(静岡市用宗)の『長田の桃のパフェ』
いちごの時期が終わって、本格的に夏のフルーツが出回る前に食べられるのが、人気の用宗エリアにあるSarry's Cafeさんの長田の桃のパフェです。
県外の人からする静岡と言えばみかんですよね。あとは、いちごやメロン。
でも実は静岡市の長田(おさだ)という地域ではとっても美味しい桃が作られています。
そして前にもこのブログでお伝えしたんですけど、全国的には7月くらいに出回る桃が、長田の桃だと6月初めくらいから出回るんです。
しかも温暖な気候の中で育てられているから甘さが濃厚!!
許せないことはありませんけど、これを食べないなんてもったいなさすぎる!
というわけで、期間限定で桃のパフェがあるという長田地域の『Sarry's Cafe』さんに行きました。
噂の桃のパフェはこちら。
しっかりとした桃が丸まる1個入っています!
こちらのパフェはクリームもわりと甘め。
正直クリームの甘さはもう少し控えめの方が好きだけど、これは完全に好みの問題です。
用宗海岸のすぐ近くにあって、お散歩した後とかだったら、このくらいの甘さがちょうど良いのかも。
なによりも桃が本当に美味しい。
都内だと1個600円くらいはするだろうという桃が丸まる入っていて、中にもカットした桃がしっかり入って1200円(税別)はお値打ちです。
Sarry's Cafe(サリーズ・カフェ)
- 所在地:静岡市駿河区広野5丁目11-15
- 定休日:火曜
- 情報:ワンちゃん同伴もOKのテラスもあります。
旬は7月中旬から。川村農園(静岡市清水区三保)の週末限定『贅沢メロン・パフェ』。
7月になったら待ち遠しいのがメロン!!
メロンが有名な静岡県内。期間限定のメロンパフェはあちこちにありますけど、私のおすすめは川村農園さんです。
カフェの場所は世界遺産の三保松原や、羽衣伝説ゆかりの御穂神社の近くになります。
こちらは普段は農園を営んでらして、カフェの営業日は週末限定。
カフェで食べられるメロンパフェはほぼ事前の予約のみで完売。しかも電話予約のみ。
そもそも週末限定オープンのカフェなので、電話は週末にしかつながらないことがほとんどというハードルの高さ!
でも!そのハードルを越えて食べる価値ありです。
だって見てください!
どーーーん!!
ど・どーーん!!
余計なことはなにもされていなくて、そのまんまメロン!
自家栽培ならではのいっちばんおいしい状態のあまーい完熟メロンが、器いっぱいに盛りつけられていて、今にも落ちそうなほど。
アイスが真ん中に乗っているんですけど、これもすごく美味しい!
農園ですけど牛を飼っている雰囲気はなかったので、この美味しいアイスがなんなのかは謎です。
そしてもちろん下の方にもメロンがぎっしり入っています。
上の方のメロンは皮がついているうえに大きいので、食べにくいことこの上ありませんけど、そんなことはまったく気になりません。
パフェをどんどん分解して食べていくうちに、どんどん幸せになるシステムです。
こちらのお店はトマトの栽培もされているので、トマトスムージーもとても人気があるそうです。
お腹に余裕があれば、トマトのスムージーもいただきたかったんですけど、この日はお腹ポンポンでとても無理でした。
次回はぜひ・・・といいつつやっぱりもう1回メロンパフェを食べたいと思っています。
9月初めまで予約できるようなので、メロン好きの方はぜひ予約してみてください。
あ、メロンパフェは1650円(税抜き)です(2021年7月)。
1個のパフェにめちゃめちゃ美味しいメロンが1玉の4分の3くらい入っているので、満足感も満腹感もしっかり満たされるパフェです。
川村農園
- 所在地:静岡市清水区三保1816-2
- 休み:週末のみ営業
- 情報:メロンパフェは要予約です。
- 世界遺産の三保松原が近いです!