富士山静岡空港でのテイスティングを諦めて以来、ワイナリーへの想いは募るばかり。
すぐに飛行機で!というわけにはいきませんでしたが、ワインの生産地、山梨県の勝沼へと行ってみることにしました。
目次
富士山静岡空港で出会った山梨県のワイナリーを実際に訪ねてみます!
もちろん、せっかくお出かけするならご褒美ごはんのことも忘れません。
ワイナリー直営のレストランがあるお店の予約も調べます。
だってごほうびマニアだから😌💭
でもワイナリーって初めてすぎて、どんなところを選べばいいのかよくわからず・・・・
そこで今回はこんな感じで希望の条件をしぼることにしました。
●ワイナリーと葡萄畑を見たい
●いい雰囲気の中でワインのテイスティングをしてみたい
●ワイナリー直営のレストランでご褒美ランチしたい
蔓延防止措置や緊急事態宣言はまだでていませんでしたが、今年は新型コロナの感染予防もあって、見学を中止している施設も多いようです。
そんななかで富士山静岡空港で紹介されていたワイナリーの中から、私の欲望を満たしてくれそうなところを探していきます。
そして絞り込んだ候補が、この2か所。
ルミエールワイナリー
- 1時間コース、30分コースの見学ツアーがある!
- 葡萄畑や醸造棟、地下セラーも見学できるみたい!
- 『zelkova(ゼルコバ)』といういかにもお洒落で美味しそうな直営レストランがある!
だけど・・・定休日があるし予約も結構埋まっている。
勝沼醸造 アルガーノ/アルガブランカ
- スタッフコース、テイスティングコースのワイナリーツアーがある!
- 築140年を越える古民家と倉庫。貯蔵庫、グラスギャラリーも見学できるらしい!
- 葡萄畑を眺めながらテイスティングできるらしい!
- 『レストランテ 風』という教会のような雰囲気の直営レストランがある!
だけど・・・ワインセラーとか醸造の様子は見学できない。
どっちがいいかな~。
と思ったら、残念ながら私がお出かけできる日はルミエールさんの定休日にあたっていました。
これはもう勝沼醸造さんへ行けってことかな😌
というわけで・・・。
12時に「テイスティングコース」に予約を入れて、
13時30分に『レストランテ 風』に予約をいれました。
楽しみ~!!
ワイナリーツアーは事前に予約。古民家のワイナリー『勝沼醸造』さんへ。
静岡市街から勝沼までは約2時間(中部横断自動車道の全線開通後はもう少し早いはずですが)。
幸いにも、お酒は飲めないけど、ワイナリーには行ってみたいっていう天使のようなお友達も現れました😭🙏
いざ、余裕を持って出発!
したつもりが・・・
ヨユ~ヨユ~とすぐに調子に乗るのが私の悪いところ。
うっかり立ち寄った道の駅で、フルーツや地場野菜に目を奪われ・・・。
うっかり『桃のスムージー』をオーダーしたところ、まさかの20分待ち。
勝沼醸造さんに到着したのは、ぴったり12時。
ひゃー、焦るー。
え!さらに満車??😭
と思ったのですが、写真の手前50mのところにちゃんと駐車場がありました。
駐車場にはかわいいマークがついています。
「50m」と表示されていましたが、実際には50mもないと思います。
夏の日差しの中を歩くのが苦手な私でも大丈夫な距離です。
そして、聞いていた通り素敵な日本家屋です。
30度を超える夏の日差しが照りつけていましたが、入口の向こうは涼しそう。
アルコール消毒をして体温を計って、中に入ります。
入ってすぐに、左手には樽が並ぶ貯蔵庫らしいものが見えます。
そして、奥には葡萄畑!!
『ザ・ワイナリー』っていう風景の前にテイスティングのボトルが並んでいます。
素敵な眺め。
テイスティング用のカードにチャージしたら、試飲のスタートです。
事前に予約してあったので、名前を告げるだけで受付に案内していただくことができました。
一人1,500円のテイスティング代を支払うと、テイスティング用のカードがもらえます。
このカードに1,000円分がチャージされているとのこと(最大5,000円までチャージできるそうです)。
テイスティングのやり方も、スタッフの方が丁寧に説明してくれました。
最初に「なんでもいいので、カードの裏面に名前を書いてください」と言われます。
そして、ここでテイスティングできるワインの解説が書かれた紙をもらいます。
この紙に書いてある味や香りを参考にして、自分で飲んでみたいワインを選ぶというわけです。
手前に並んでいるのが通常のワイン。
勝沼醸造さんの白ワイン、赤ワイン、ロゼワインの各ラベルが揃っています。
そして奥に見えるのがビンテージワイン。
同じく勝沼醸造さんのワインですけど、収穫年の記されたワインを飲むことができます。
ひとつのワインに対して、それぞれ3つのパネルがありまして、100円分とか300円分とか500円分とか量を選んでタッチするという仕組みです。
ワインによってもお値段が違うので、同じ100円分でも、それがどのくらいの量かわかりません。
この日選んだ『テイスティングコース』は、受付でひととおりの説明をうけたあとは、こちらから声をかける、もしくは心細そうな顔でもしない限り、スタッフの方は見守っていてくれるスタイルみたい。
自分のペースでリラックスして楽しめそうです。
ワインをいただくのは葡萄畑が見える外のテラス席。まずはARUGA BRANCA ISSEHARA(アルガブランカ イセハラ)。
小川を挟んで葡萄畑を眺めることができるテラスには4セット程のテーブルと椅子が並んでいます。
テーブルはかなり大き目。
事前に予約が必要なので、混み合うこともなさそうです。
まずは空いているテラス席にバッグを置いて・・・。
どれがいいかなーとリストをチェック。
まずは『華やかの香り』という説明に惹かれ、『ARUGA BRANCA ISSEHARA(アルガブランカ イセハラ)』に決めました。
マスクをして室内に戻ります。
機械の前に立ち、ワインの名前を確認。
せっかくなのでいろいろ飲んでみたい私は、一番少量の100円のボタンを押してみます。
お値段高めのワインだったので、100円分は、プシュー、チョロチョロっという感じ。
一口分のワインがグラスに注がれました。
これを持って、テラスに戻ります。
そしてマスクを外して、葡萄畑を見ながら、香りを楽しみます。
桃のような甘い香りと柑橘系のスッキリした香り。
口に含むと甘さと酸味がちょうどよいバランスです。
美味しい🤍
『ARUGA BRANCADOCE(アルガブランカ ドース)』はこの日一番のお気に入り。
次はちょっと甘口の気分。
『ARUGA BRANCADOCE(アルガブランカ ドース)』という、極甘口の白を飲んでみることにしました。
細長くて可愛らしいボトルです。
極甘。
すごく甘いんですけど、ベタっとしたしつこさはなくて、飲みやすくて美味しい😳❤
これはひと口飲むと幸せになる甘さ🤍
夜寝る前とかに、ちょこっと飲みたいワインです。
1回のチャージで十分満足。5種類のワインをいただきました。
赤ワインも甘口が飲みたいなと思ったんですが、勝沼醸造さんのワインは基本辛口。
そこでつぎは最初にテイスティングした『アルガブランカ イセハラ』の2019ビンテージをいただきました。
テイスティングのワインは、こんな感じで出てきます。
3回目ともなると少し慣れてきます。
ただ、注ぐときにテイスティングのカードを抜き差しするんですが、これを何度忘れたことか。
でも、同じような人はいるもので、おとなりの席の女性と交互に忘れていたので、こんな時期じゃなかったら、良いお友達になれたかも🤣
そしてここにチーズがあれば最高!なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。
(ちなみに飲食物の持ち込みはできません)
実は完全に私のミスなんですけど、この日、朝食を食べないできてしまいました。
立ち寄った道の駅で購入した桃のスムージーに続いて口にしたのがこのワイン。
葡萄畑を見ながらワインというのはとっても素敵な時間だったけど、空腹にワインだけだったので、ちょっと酔ってしましました。
これからテイスティングに行ってみようという方💁♀️
・食事はしっかり食べてから行きましょう。
・テイスティングは外なので、日焼け止めは念入りに。
・暑い時期は大型ミストファンに備えて、まとめ髪で挑みましょう。
・本当に暑いのが苦手な方は、秋口がおすすめです。
ポイント
今回試飲したワインは以下の通りです。
- アルガブランカ イセハラ(白ワイン/辛口/シュール・リー/ボトル価格:6,050円)
- アルガブランカ ドース(白ワイン/極甘口/デザートワイン/ボトル価格:3,850円)※美味しかったから2回飲みました
- アルガブランカ イセハラ 2019ビンテージ(白ワイン/辛口/シュール・リー/ボトル価格:7,865円)
- アルガーノ モンテ(赤ワイン/マスカット・ベリーA/樽醸造/ミディアムボディ/ボトル価格:3,300円)
- アルガ レティーロカタベント(赤ワイン/マスカット・ベリーA/樽醸造・セカンドワイン/ミディアムボディ/ボトル価格:4,180円)
貯蔵庫、グラスギャラリーは、思わず写真を撮りたくなるスポット。
ところで最初に目にとまった貯蔵庫は階段を上れるようになっていて、2Fがグラスギャラリーになっていました。
勝沼醸造さんの歴史やこだわりを動画で知ることもできます。
そして何より、いい雰囲気なんです。
こちらは1Fの貯蔵庫。ワインの樽に囲まれるって、いいですね。
この時点ですっかり酔っていましたが、そろそろレストランの予約時間が近づいてきました。
テイスティングコースは1時間単位の予約になっていますが、あっという間に時間が過ぎます。
余裕をもって予約したつもりが時間ぴったり。
ここから車で約5分。勝沼醸造さんの直営の『レストランテ 風』へ移動します。
この続きは次の記事で。
中部横断自動車道が全線開通。静岡と山梨が近くなった!勝沼も近くなった!
2021年8月29日。ついに、中部横断自動車道が全線開通しました!
私のいる静岡から勝沼までは、さらに15分くらい近くなったみたいです。
コロナがもっと落ちついてきたら、これから山梨県におでかけする機会が増えるかもしれません。
★今回訪ねたワイナリー
勝沼醸造
- 住所:山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
- ワイナリーツアー[テイスティングコース]料金:一人1,500円(税込) ※カード代500円も含まれています
- 参加方法:混雑時は予約優先とのことなので、事前に電話予約することをお勧めします
- ※Webサイトにフォームがありますが「お電話でお問い合わせください」とありました
- ワイナリーツアー[スタッフコース]料金:一人4,950円(税込)
- ※曜日や時間が限定されていますが、2時間30分でプチ講座や葡萄畑の見学もできるそうです
※緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域では、期間中通常営業を行っていない場合があります