こっそりお出かけ

大人女子が静岡『サウナしきじ』を初体験!ととのうことはできたのか?

サウナ、流行っていますよね。
『あんなに気持ちがいいこと他にない』とか『自宅にサウナ造りたい』とか。

さらにこの数年、よく聞くようになった「ととのう」。
こんなすごいワードまで出されたら、素通りしているわけにもいきません。

でも、実は私は今までサウナに全く興味がありませんでした。

サウナ=苦行のイメージ。

『サウナで痩せると思っている人たちが、自分の脳をだまそうとしているに違いない』と、とんでもなく失礼な疑惑の目まで向けていました🙏

でも、私が住む静岡には、なんとサウナの聖地と言われる『サウナしきじ』さんがあるんです。

これは行っておかないと!!

サウナーに疑惑の目を向けている、にわかですらない大人女子が、「サウナでととのう」の境地にたどり着けるのか?
それ以前に、段階も踏まずにいきなりサウナの聖地に行っていいのかわかりませんが・・・。

今回は、ずぶの素人が行く『サウナの聖地・サウナしきじ』さんレポートです💁‍♀️

サウナしきじ

全国からサウナーが集まる静岡市駿河区の『サウナしきじ』は、サウナの聖地。

静岡市内にある『サウナしきじ』さんは、全国的にも有名なサウナ。

突然ですけど、静岡って海も山も川もあって、食べ物も美味しい!
そして一年中温暖で住みやすい。
ちなみに山のひとつは富士山!!

でも、静岡に住む人ならわかると思うんですけど、こんなに素晴らしいところなのに、静岡ってなんか日本の中で、『上位でもビリでもない、クラスのいちばんめだたない平均の子』ってというポジションにいるような気がします。

だから、静岡に全国から人が集まる場所があると聞くと、妙に舞い上がるんですよね。
え?私だけ?

とにかくこの日も駐車場に、品川や名古屋、長野のナンバーの車があるのを見て、俄然やる気がわいてきました💪🤩

サウナしきじ駐車場

車はたくさん停まっていましたけど、入口にはそれほど人はいなくて、私の前に若いカップルが一組だけ。

カップルでも来るんだなー。岩盤浴みたいな感じかな?と思いながら、建物入口に。

サウナしきじ

入口には、サインがたくさん!!

サイン

お笑い芸人さんや、私は全く詳しくない三代目の方たちのもありましたけど、なんといっても目を引いたのは・・・。

三代目のサイン

ブリジット
あ!キング・カズのサイン🏆⚽
なんか本当に聖地なんだなーって思ったよ😳
たまきち

サインエリアを通りぬけると、入口です。

サウナしきじの牛乳

入口で売っている瓶の牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳

 

男女で違うサウナしきじの料金。館内着とタオルがセットになった一日券がお得です。

入口右手に利用券売機がありました。

サウナしきじの利用券売機

『サウナしきじ』さんは男性と女性で料金が違うようです。

女性は平日・休日にかかわらず1日900円。
市内の大型スパよりちょっと安いという感じです。

女性は1時間利用、タオル・館内着なしで500円のエコ・サービスというのもありましたけど、館内着も借りたいし、1時間だと短いなーと迷わず1日券を買います。

そしてここで靴を脱いで、靴箱にしまいます。

男性は左手側の靴箱。女性は右手側です。

サウナしきじ靴箱

こちらは男性の靴箱

サウナ式辞の靴箱

この靴箱の番号が、更衣室のロッカーやタオル置き場の番号になります。

ブリジット
小?子供?

これは子供って意味じゃなくて、『小』を選ぶと、更衣室のロッカーが小さい方になるっていう意味なの。
たまきち

脱いだ服を入れるから大きいロッカーの方が安心だけど、残念ながらこの日は『小』しか空いていなかったので、『小』に靴をしまいました。

サウナしきじ受付

この靴箱の鍵と、さっき買ったチケットを受付の方に渡すと、館内着(作務衣)とタオル(大判とフェイスタオル)のセットがひとまとめにビニールに入れた袋を渡してくれました。

これをもって女性エリアに向かいます!!

ロッカーの鍵を受け取り、女性エリアに。完全に男女別れているからリラックスできる。

受け取ったセットを持って受付右手のピンクののれんをくぐると、ここから先は女性エリアです。

サウナしきじ女性エリア入口

すぐにカーテンが。こちらが更衣室・脱衣場のようです。

ここから先は写真は禁止。

入って自分の番号のロッカーを探します。

『小』なので、駅のコインロッカーのようなものを想像していましたけど、一応縦長です。
よく会社とかバイト先の更衣室にあるようなロッカーなんですけど、『小』のほうは上下半分にしたサイズ。
とくに困るくらい小さいということはありません。

うれしいのは、入口に近いところに、ロッカーとは別に、洗面用具とかタオルを置く棚があったこと。それぞれがロッカーと同じ番号の棚を使うスタイルのようです。

ブリジット
濡れたままロッカーを開けて、タオルをごそごそしなくていいのはうれしいよね。

うん。そんなに大きくない施設だからできるんだろうけど、これはすごくよかった!
たまきち

さっそく服を脱ごうとしましたけど・・・。

待って。
合ってるよね?

私以外服を脱ごうとしている人はいないし、サウナ初心者過ぎて、正解が分かりません。

サウナが裸にタオルということくらいは知っていますけど、ごくまれに水着エリアがある広いスパ施設があることを思い出して、急に不安になってきました。

更衣室は、入ってきたカーテンをのぞけば、ドアは2つ。

ひとつはお手洗いでした。
ちなみにお手洗いは最近あまり見ない和式!!

和式のお手洗いを見ていたら、『慣れないところに来たんだなー』とさらに心細さがつのります。

普通に考えたら、もうひとつの扉がサウナエリアの入り口だけど・・・。

万が一違った場合、大惨事になりかねません。

『ここは誰かが来て、服を脱ぎ始めるのを待とう』と思っていたら、一人の女性が!!

救世主、現る!です。

『よし!!』と思ったのに、その女性はなかなか服を脱ぎません。

『早く脱げ!!』と変態のように念じているのに、なぜかウロウロするばかり。

どうやら私と同じように初めてで様子がわからず、私が先に脱ぐのを待っているようです。

『くーーー!そっちがその気なら・・・』

ブリジット
日本一くだらないにらみ合いだね😑 けっきょくどうなったの?

負けた😑
たまきち

こんなところで負けるとは、先が思いやられます。
とにかくけっきょく我慢しきれずに、まぁ大丈夫だろうとドアを開けました。

お風呂エリアはメイクオフがルール。サウナはフィンランド式と韓国式薬草サウナの2種類。

ドアを開けると・・・。
良かったーーー!

みんな服も水着も着ていませんでした😂

まずは洗い場へ。
サウナのルールなのかしきじさん独自のルールなのかわかりませんけど、サウナに入る前はメイクを全部落とさなければいけないそうです。

私としても、せっかく入るのにメイクをしたままというのは、老廃物を輩出する効果が半減しそうなので、メイク・オフは望むところ💪🤩

サウナの扉の前あたりに、タオル地のマットが積んであります

これをお尻の下に敷いてサウナを利用して、使用後は横にある使用済用のカゴに入れるというシステムのようです。

マットを手にして、いよいよサウナの小部屋へ!!

小部屋は2つあります。

ひとつはフィンランド式
もうひとつは韓国式で、薬草を使用しているサウナ。漢方特有の香りがします。

まずはおそらく一般的なサウナと思われるクセのなさそうなフィンランド式に。

温度は、そこまで熱いーという感じでもありません。

女性のフィンランド式サウナの中はそれほど広くなく、コノ字型。
おそらく6人くらいが入れる広さというところです。

そろそろと上段に座ります。

前方には木箱ような棚に入ったテレビ。
情報番組が流れています。

さて。

この後どうすれば『ととのう』のか🤔💭

やや困ってそーっと横を見ると・・・。

座禅ようなポーズで瞑想している方が・・・。

頭頂部お団子頭のその方の佇まいはまるで、インドで政府公認インストラクターの資格も取得して、ヨギーとなって帰ってきた、あの方のようです。

ヨガの達人イメージ

そういえば、座っているポーズもヨガの『ハス』の形!!

うっすら目を閉じているその様子は、相当な手練れとみた😳

『ついていきます!ヨギー師匠!!(←心の中)』

テレビを見ながらも、横目でヨギー師匠が出るのを待ちます。

それにしても、私って代謝が悪いのか全然汗が出てきません。

あ! 私が入って7~8分くらいで、ヨギー師匠が出ていく模様!

私も一拍置いて、ついていきます。

いよいよ、一番楽しみにしていた水風呂エリアです!!

 

ミネラル豊富な天然の湧き水を使用している『サウナしきじ』の水風呂、初体験!!

『サウナしきじ』さんを押す人たちから、何度も聞いたのが、「とにかく水が違う!!」という言葉でした。

詳しくきいてみると、『サウナしきじ』さんのお水は、天然の湧き水なのだとか。
それも地下深層部で長い時間をかけてろ過されたものということなんです。

だからミネラル成分もたくさん含まれているうえに、水の粒が細かくて、体内への吸収も優しいそうです。

入るの楽しみすぎる!!

えーー??😱😱😱

先に出たヨギー師匠が、床に正座して、置いてある洗面器で頭からバッシャバッシャ、すごい勢いで水をかけています。
そして、かけ終わるやいなや、また先ほどのフィンランド式サウナの部屋に戻っていきました。

ブリジット
え? どういうこと? 床に直!? そういう作法のとこなの? 
ううん。ほかの人は普通に腰を落として身体を流した後、水風呂に入ってた。
たまきち

ヨギー師匠は、私みたいな初心者がお手本にするにはちょっとステージが高過ぎたようです。

さよなら、ヨギー師匠。

私は普通に身体を流して、そろーっと水風呂へ!!

『ひーーー! 冷たい🥶🥶🥶』

身体に優しい湧き水といっても普通に冷たい😱

あれ? でも慣れてくると気持ちいい!!

なんとなくやわらかい!!

これはやわらかいと聞いたからなのか?!

なんとなく、富士山のふもとの川でラフティングしたときのようなやわらかさ!
昔一回行っただけですけど。

すっかり満足してとなりのジャグジーに。

あれ? こちらはお湯でした。

ジャグジーの水風呂って聞いたような気もするんですけど、女性のほうのジャグジーは適温のお湯です。

でも、壁についたジェット噴流が全身に気持ちいい!!
気になるお腹にも当てちゃおう😆

この水流が、マッサージになって美肌効果もあると聞いたので、しっかり堪能しました。

 

韓国式(薬草)サウナと漢方薬草風呂は漢方特有の香り。その効果は?

水風呂とジャグジーを楽しんだ後は、気になっていた韓国式サウナへ。

入口を開けると強めの漢方薬の香りです。

漢方が苦手な方もいますけど、私は一時期、漢方も扱う病院に勤務していて、その香りにも慣れているし、むしろ大好き!!
何度も製薬会社さん主催の勉強会にも参加していたので、効果にも絶大な信頼を寄せています。

『サウナしきじ』さんでは、美容先進国と言われている韓国の漢方を使っているのだとか。
使われている漢方も当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、艾葉(がいよう)、薄荷(はっか)、桂皮(けいひ)、三白草(はんげんしょう)、丁香(ちょうこう)と本格的!

冷え性の私としてはすごくうれしい、血液の循環をよくしてくれる成分もたくさん入っています。

なんだか座っているだけで、美容に良いことをしているような気分😌

漢方のイメージ

ただ、こちらのお部屋にはテレビも時計もありません。

大き目の砂時計がひとつ🥺
とくになんの表示もないので、なんとなく5分計かなと判断。
でも、何人かで入っているので、すでにひっくり返されていたら、自分が入ってどのくらい時間が経っているのかは勘だのみです。

2ターン目なので、代謝の悪い私でも、ようやく汗がじんわり出てきたんですけど・・・。

テレビがないこともあって、瞑想の習慣がない私はちょっと退屈。

美容効果は感じつつも、ほどほどで退室です。

そして汗を流して、今度は薬草風呂へ。
こちらは地下からの湧き水を沸かしていて、10種類以上の薬草成分がはいっているのだとか。

気になる肌の乾燥改善に期待をよせつつ、しばらくつかりました。

サウナ初心者大人女子は、けっきょくととのうことはできたのか?

この日の私のメニューは
【フィンランド式サウナ(7分)→水風呂→ジャグジー→韓国式サウナ(5分?)→漢方薬草風呂→フィンランド式サウナ(10分)→水風呂→フィンランド式サウナ(10分)→水風呂】

2回目にフィンランド式サウナに戻った時には、先ほど別れを告げたはずのヨギー師匠が座ってらっしゃいました。

女性のヨガ瞑想イメージ

ヨギー師匠はどこから取りだしたのか、わりと大き目の氷をもって、それで顔や身体をなでていらっしゃいます。
つくづく、マネさせてもらうにはまだ早かったと反省する私。

でも、最初はほとんど汗をかかなかった私ですけど、2回目にはちゃんと汗も出てきました。

いちばん気持ち良かったのは、2回目、3回目の水風呂です。

しっかり身体が熱くなった後だったので、身体が一気に冷やされて、『じーーん』としびれるような感じがしました。

『ととのった』と自信を持って言えるほどではありませんけど、とにかく気持ちよくて、スッキリしたことは確かです。

サウナしきじグッズ

お土産に喜ばれる『サウナしきじ』さんのグッズ

 

サウナのあとは休憩室へ。食事、布団、マンガ、まさかの喫煙所も!?

すっかりサウナを満喫した私。

せっかく館内着もお借りしたことですし、着替えて休憩所に行ってみました。

『サウナしきじ』さんは入り口で男性エリアと女性エリアに別れますから、休憩所も、男女別です。

『あの遠方からきたっぽい入口にいたカップル、休憩所くらいは男女一緒だと思ってたんじゃないかなー?』といらん心配をしつつ、階段を上ります。

上がりきったところに机といすが・・・。
サウナしきじの休憩所

ここでまさかの喫煙所😲

ブリジット
室内に? 今時めずらしいねー😓

通り道がモクモクしていたからちょっと驚いた💦 お風呂の後でもあるし、せめて分煙があると・・・🥺
たまきち

喫煙所の横のカーテンの中は、更衣室・脱衣所にはなかったメイク・コーナーになっていました。

サウナしきじ洗面所

さらに奥に進むと、広い部屋があり、ここがメインの休憩所のようです。

 

サウナしきじの食事メニュー

お食事のメニューはなかなか豊富。
どうやらカウンターで受け取るスタイルのようです。

食事を食べる席や、リクライニングチェア、マンガ。
毛布やひざかけもあります。

サウナしきじの休憩室

畳コーナーには、お布団もありました。
男性エリア・女性エリアが完全に分かれているので、リラックスしてお昼寝をする方もいるのかもしれません🙋‍♀️

 

JR静岡駅から車で約15分。公共交通機関へのアクセスは?

この日は、朝、静岡駅周辺で用事を済ませ、そのあと隙間時間ができたので、急遽『サウナしきじ』さんに行くことを決めました。

ナビを頼りに、JR静岡駅・南口あたりから石田街道沿いを走っていくと、だいたい15分くらいで無事に着くことができました。

ちなみに公共交通機関で行くとなると、JR静岡駅からバス(しずてつジャストライン)で約10~13分。ただし降りてから徒歩5分くらいです。

サウナしきじの看板

手ぶらで行ったわけですけど、900円で館内着もタオルも借りられるのと、私がいつも最低限の基礎化粧品を持ち歩いていることもあって、特に困ることはありませんでした。

もし、基礎化粧品を持ち歩いていなくても、こだわりがなければ、『サウナしきじ』さんにも無料で使えるものもありました。

サウナしきじ女性エリア

ブリジット
サウナしきじ、どうだった?
楽しかった!! そして、サウナ初体験にして『サウナの聖地』にいったから、今日から私は『本物だけを知る女』😌
たまきち

『サウナでととのえてきました!』と確信が持てるところまでは到達できていませんけど、楽しかったし、なんだかスッキリしたような気がします。

そして、この日の帰り道、肌がなぜかぷるんぷるんでした(←あくまで個人の感想です💁‍♀️)。

これが聖地の水の力?😍

早急にまた確かめに行きたいと思っています。

 

★お店の基本情報

サウナしきじ(静岡市駿河敷地)

  • 所在地:静岡市駿河区敷地2-25-1
  • 静岡駅南口から石田街道沿いに車で約4km
    駐車場:あり(63台収容)
  • 電話番号054-237-5537
  • 定休日:年中無休/24時間営業
  • 公共交通機関
    JR静岡駅からバス。
    しずてつジャストライン『東大谷行き』 『下島北』下車 徒歩5分

●男性入浴料 (館内着・タオル・アメニティ使用含む)
平日:1,400円
土曜・日曜・祭日(休日):1,600円
メンズ・タイムサービス :毎日 A.M.6時~9時 P.M.5時~深夜2時まで900円
回数券:14,000円 (11回)

●女性入浴料
1日:900円(館内着・タオル・アメニティ使用含む)
レディース・エコサービス:500円(1時間入浴・館内着・タオル含まず)

※宿泊の場合は、深夜宿泊料金別途あり
サウナしきじグッズ

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